【剣盾S10 最終96位/2072】命中安定スカーフホルード展開
使用構築
結果
構築経緯
①
トップメタのパッチラゴンに強く、環境に浮いているポケモンがロトム、サザンドラ、リザードンしかいないため地面の一貫を取りやすいと考えスカーフホルードを構築の軸とした。
②
ホルードより速くスカーフ持ちのヒヒダルマやウーラオスに後投げでき、ホルードと合わせてパッチラゴンの一致技を無効にできる点を評価し採用。
③
リザードンに後投げから切り返すことができる数少ないポケモンで、ダイマックスを切ることで特殊物理どちらも広い範囲と殴り合える点を評価し採用。
④
相手のサイクルを崩せるポケモンとして鉢巻悪ウーラオスを採用。
⑤
ウーラオスにある程度後投げでき、重いアシレーヌ、マリルリ、ホルードに強い点を評価し採用。
⑥
最後にモロバレル絡みのサイクルに強く、重いアイアントや壁展開に強い襷オンバーンを採用し構築完成とした。
構築を組んだ結果としてホルードのギガインパクトとオンバーンの流星群、エアスラ以外命中100の技だったので技外しで負けた試合はほぼなかった。素催眠やはりきりが飛び交う環境の中2ロム2000と安定して勝てた要因の一つだと思う。
個体紹介
ホルード
ようき A252 D4 S252
160-108-97-×-98-143
A:特化
S:最速
D:ダウンロード意識
構築の軸でこのポケモンがとにかく強かった。本構築のMVP。
考察通り地面の一貫がある構築が多く、環境にとても刺さっていた。
パッチラゴンをウーラオスのインファイト+じしんや対面からダイマックスをお互いに切りダイアタック→ダイアースなどこのポケモンを絡めて様々な処理ルートをとることが出来るため、シーズンを通してパッチラゴンを苦にしなかった。
瞬間火力が欲しい場面が多かった為、最終日にのしかかり→ギガインパクトに変更したがどちらも一長一短だと感じた。
最終日にアーマーガアが増えた点だけがきつかった。
アシレーヌ
ひかえめ H252 B156 C100
187-84-114-174-136-80
HB:補正無しウーラオスのダイサンダー耐え
C:余り
環境に多いアシレーヌとは持ち物も技もややずらした型だがこの構築にとても合っていて選出時勝率は最も高かった。
環境に一定数オーロンゲからの積み展開がいた為、ほろびのうたを採用したところ元々苦手としていた積み構築に高い勝率を残すことが出来た。他にもダイウォールの媒体やラス1ほろびはもちろんのこと、モロバレルが誘うみがわりラッキー、ハピナス、ドヒドデを流すことができ、とても有用な技だった。
オボンのみを持つことでパッチラゴンのダイジェットを2耐えできるので裏のホルードの上をとらせない点や補正無しウーラオスのかみなりパンチを2耐えできる点がとても強かった。
カビゴン
いじっぱり A252 B252 S4
235-178-117-×-130-51
A:特化
B:特化
S:モロバレルやミラー意識
技範囲が広く特殊全般と殴り合える使い勝手のいいポケモンだった。特にリザードン、キュウコン、ピクシーはカビゴン以外対面で勝てないので必ず選出した。
数字が高いためダイジェットアシレーヌのような奇襲にも問題なく対処することが出来た。
古き良き型なので語ることは多くないがとても強かった。
ウーラオス
ようき A252 D4 S252
175-182-120-×-81-163
A:特化
S:最速
D:余り
元々受け寄りの構築に選出するために採用したが、バレルの下からきのこのほうし→交代→インファorあんこくきょうだで負担をかけたり、パッチラゴンをホルードのじしん圏内まで削るなど裏のポケモンとの噛み合いがよく多く選出できた。
役割と考えていた受け構築にもダイマックスを使いAを上げる動きである程度の勝率をあげることができた。
マタドガスやアシレーヌなどの受けに来るポケモンを交代読み当てれば崩せる点も強かった。
モロバレル
ずぶとい H252 B252 D4
221-×-134-105-101-50
HB-ウーラオスの補正無しあんこくきょうだ2耐え
D-余り
終盤になるにつれてメタが厳しくなっていったが、それでも高いスペックを感じた。
いろんなポケモンが防塵ゴーグルやみがわりを持っていたので最終日の選出はひかえめ。選出したときはほうしよりもヘド爆で負担をかけることを意識した。
モロバレルミラーをすることも多く、今シーズンの多くはこのポケモンの背中を見ていた。
オンバーン
おくびょう C252 D4 S252
160-×-100-149-101-192
C:特化
S:最速
D:ダウンロード意識
ラスト1枠として入ってきたポケモン。ここまで切れていなかった地面の一貫を切れ、Sの速い挑発持ちや一致ダイジェット、壁、みがわり無効などスペックは高いように感じたがあまり選出できなかった。ただ要所要所でこのポケモンのおかげで勝った試合もあったため、満足はしている。
この構築の改善点としてはこのポケモンの枠だとは思うがヒトム、ドサイドンなどとクルクルしていたが最終的にこのポケモンに落ち着いた。
本構築のほぼ唯一の命中不安持ちなので技を撃つときはお祈りしていた。
選出
基本選出
相手の構築に合わせて選出するので基本選出はありません。
パッチラゴン入り
+or@1
モロバレル入り
+@1
vs受け構築
++or
きついポケモン
アーマーガア
最終日に大量発生した。本当にきつかったのでやめて欲しかった。
ポットデス
上位でも割と見かけた。かなり気を使って処理しなければならないきつい。
スカーフポリゴンZ
構築単位で切っていたポケモン。ただ1、2回しか当たらなかったので運がよかった。
最後に
今シーズンは3シーズン振りの復帰シーズンで納得のいく結果を残せたのでとても満足しています。ここ2年ほど受け寄りの構築ばかり使っていましたが、今シーズンは攻めのサイクルを使い使ったことのないポケモンも多く新鮮でとても楽しかったです。
上位10匹が禁止という環境も個人的には嫌いではなくとても楽しめました。
次シーズンどうするかは決めていませんが、2100や50位以内を目指していきたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
Thanks
・ホルード(NNセロリ後藤)をくれて相談にも乗ってくれた七咲君
・励ましのリプとかモチベいっぱいくれたちべん君
・対戦して頂いた皆様